子どもが毎日使うランドセル。実は、荷物を入れるだけでなく、子どもの安全を守ってくれる機能があります。
例えば、子どもが転んだとき。ボリュームがあってやわらかいランドセルは、クッションのように背中を守ってくれます。また、型がしっかりしたランドセルは厚みがあるので、後頭部を打つことがないのです。
ランドセルは成長期の子どもの姿勢にも影響します。子どもに合った正しいランドセルを選ぶことができれば、子どもの背骨が曲がってしまう「側弯症」を防ぐことも。
昨今では、冊数も多くて重い教科書が問題視されていますが、毎日背負わなければならない子どもはとても大変。子どもの肩こりや姿勢の悪化を防ぐためにも、ランドセル選びはとても重要なのです。
子どもの水難事故でランドセルが命を救うこともあります。実際、小学校などで水上安全指導を実施している講習員が、ランドセルをプールに浮かべて教えることも。
ランドセルには、背あての素材に「ウレタン」が使用されていることも多く、教科書が入った状態でも水に浮く浮力があります。水中に落下した場合、浮いたランドセルにつかまって救助を待つことができます。
ランドセルが子どもを守ってくれます。自動車に衝突されて飛ばされてしまったら、ランドセルがクッションの代わりに。荷物も多いですし、リュックだったらある程度丈夫でなければ、耐久性が足りないように感じますね。
参照元:mamasta(https://select.mamastar.jp/320360)
小学校の担当教師が「ランドセルは転倒したときに頭を守ってくれる」と言って、荷物が連絡帳や筆箱だけの時でも、ランドセルの使用は絶対でした。実際、溝に落ちてしまった子がランドセルが引っかかって助かったこともあります。
参照元:mamasta(https://select.mamastar.jp/320360)
うちの子は一度転校しましたが、どちらの小学校も「ランドセル持参」としっかり明記して定めていました。ランドセルは後ろに転んだときに頭を守ってくれますし、教科書を実際に入れてみたら、リュックの方が重く感じますよ。
参照元:ウィメンズパーク(https://women.benesse.ne.jp/forum/zboca040?CONTENTS_ID=0104040X&MESSAGE_ID=755621&SEARCH=no)
「ランドセルは不要?」という声もありますが、子どもの安全を考えれば、リュックよりもランドセルの方が安心できます。通学中の万が一の事故に備えて、正しいランドセルを選びたいものです。
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故意・原因不明の破損であっても、無償修理・交換に対応しているランドセルメーカーを比較しました(2020年12月調査時点)。各社のこだわりはもちろん、軽さや価格についてもチェックしておきましょう。