子どもには元気に遊びまわってほしいけれど、ランドセルがボロボロになってしまうのは避けたいもの。このページでは、ランドセルが傷やひび割れでボロボロになってしまわないように、家庭で簡単にできるメンテナンス方法を紹介します。
小学校も高学年になれば「使い続けているランドセルがボロボロ」という悩みの声もちらほら聞こえてきます。クラリーノなどの人工皮革と比べると「牛革やコードバンは劣化しやすい」とも言われていますが、それ以上に傷みの原因となるのは、子どものランドセルの「扱い方」です。
とはいえ、やんちゃ盛りの子どもであれば、ランドセルがボロボロになってしまうのはある程度は仕方がないこと。「大事にしながらも思いっきり遊んでほしい」というものが本音ではないでしょうか。
元気な子どもの相棒であるランドセル。ボロボロにしてしまわないためにぜひ知ってもらいたい、家庭でもできるランドセルのメンテナンス方法を紹介します。
ラン活中の方も、ぜひ参考にしてみてください。
ランドセルの傷やひび割れを予防するために有効なメンテナンスは、毎日、ランドセルを乾燥した布で拭いてあげることです。1分ほどあればできる、比較的手軽なメンテナンスです。
革は乾燥して硬くなると、ちょっと雑に扱っただけで折れたり割れたりする、傷つきやすい状態になります。表面のホコリをやさしくはらうように布で拭いてあげるだけで、乾燥を防ぐことが可能です。ランドセルを拭くのには綿の布がおすすめですが、古着の切れ端でも問題はありません。身近な布でやさしくメンテナンスしてあげましょう。
防水加工が施されていない牛革などのランドセルは特に水に弱いので要注意です。子どもが雨に降られて帰ってきたら濡れたランドセルをきちんと拭いてあげましょう。
濡れた部分に乾いた布をあてて、水分を吸い取るように拭き取ってあげれば完了です。濡れたままにしておくと、皮が硬くなり、ひび割れの原因になるので早めに対処するのが大切。
ランドセル用のレインカバーも発売されているので、あらかじめランドセルにかけておいて防水するのも有効です。
ランドセルの傷やひび割れは簡単なメンテナンスで予防することができます。ボロボロにならないよう、お子さんと一緒にメンテナンスしてみてはいかがでしょう。
ただし、「既にボロボロになってしまっている」「大きな傷がついてしまった」という場合には、家庭ではどうすることもできません。プロに修理を依頼しましょう。購入時に後々のことを考えて、しっかりと「6年間修理保証」が付いたランドセルメーカーを購入しておくのも一つの手。
当サイト「Ransel」では、「6年間修理保証」が付いたランドセルメーカーの情報をまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
故意・原因不明の破損であっても、無償修理・交換に対応しているランドセルメーカーを比較しました(2020年12月調査時点)。各社のこだわりはもちろん、軽さや価格についてもチェックしておきましょう。