-Ransel- 後悔しないためのランドセル比較・選び方

6年間、子どもがずっと大切に使い続けられるランドセルを選びたい。
小さな体に背負わせるランドセルは、負担の少ないものがいい。
そんな、親心に応えるランドセルを先輩パパ・ママの意見をもとにセレクトしました。
カタログ請求や店舗選びのヒントに、比較コンテンツはもちろん「先輩パパママの座談会」もお楽しみください。
6年間、子どもがずっと大切に使い続けられるランドセルを選びたい。小さな体に背負わせるランドセルは、負担の少ないものがいい。そんな、パパとママの想いに応える、丈夫さと安全性に優れたランドセルをセレクトしました。カタログ請求や店舗選びのヒントに、「ランドセル徹底比較」「先輩パパママの座談会」コンテンツもお楽しみください。
公開日: |最終更新日時:
小学校6年生以上のお子さんをもつパパ・ママ200名を対象に、後悔しないためのランドセル選びについてアンケートを実施しました(実施期間:2020/11/13~11/20 Ransel調べ)。少しでも長く使ってもらうには、どのようなランドセルを選ぶべきなのでしょうか。
流行りや子どもの体への負担を考えて、最近ではランドセルではなくリュックで通学しているお子さんもいますが、アンケートでは9割以上のパパ・ママが「子どもにランドセルを購入した」と回答。小学生の通学スタイルには、ランドセルがまだまだ主流のようです。
しかし、「お子さんはランドセルを6年間使いましたか?」という問いに対しては、約10人に1人のお子さんがランドセルを途中で背負わなくなったという結果に。
せっかく時間をかけてランドセルを選んでも、途中で使ってもらえないとなるとちょっぴり切ないですね。
ランドセルを小学校卒業まで使ってもらうには、「丈夫さ(66.1%)」で選ぶべきだと考えるパパ・ママが最も多い結果となりました。続いて「軽さ(44.1%)」「容量(25.4%)」に票が集まっており、意外にも「デザイン(23.7%)」や「色(20.3%)」が必須条件ではないことがわかります。(※アンケートは複数回答)
投票理由としては、
といった声が集まりました。
なかには、「ランドセルから、物を長く大切に使うことを学んでほしい」という意見も。ランドセルは教育にも繋がっているのですね。
見た目ではなく、6年使っても壊れない丈夫さ、お子さんの体への負担の少なさを重視することが「後悔しない」ランドセル選びのポイントのようです。
ランドセルを選ぶとき、修理や交換に対応する「6年保証」の有無にも注目しましょう。
アンケートから、「丈夫なランドセル」を選ぶことが重要だとがわかりましたが、いくら丈夫といっても絶対に壊れないという保証はありません。つい、遊んでいる最中にランドセルを放り投げてしまったり、ランドセルに乗っかってみたり、たまたま友達に傷つけられてしまったり…ということもあるでしょう。
ほとんどのランドセルメーカーが「6年保証」を用意していますが、原因不明の破損、故意の破損には対応していないことが大半です。しかし、親の目の届くところでランドセルが壊れるケースはあまり多くないはず。
そこでRanselは、主要ランドセルメーカーのうち、故意の破損であっても6年保証を用意している3社を調査(2020年12月調査時点)。パパ・ママが選びやすいように、各社のこだわりを比較しました。
メーカー名 | 池田屋 | 土屋鞄 | 生田 |
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価格 | 49,500円~ (税込) |
64,000円~ (税込) |
52,500円 (税込) |
軽さ | 1,100~ 1,300g |
1,160~ 1,490g |
1,380~ 1,460g |
公式 サイト |
※2020年12月時点の調査に基づいています
保証付きランドセルメーカーの紹介をご覧いただく前に、「ランドセル解体新書」も併せてお楽しみください。使用する革の違いや刺繍の欠点など、ランドセルを比較するうえで知っておきたい基礎知識をまとめました。(※黄色い印にカーソルを合わせる、またはクリックしていただくと解説が表示されます。)
特に女の子からの人気が高い「刺繍入りランドセル」。可愛らしい刺繍が入ったランドセルは、他のお子さんとは被りにくいというメリットがあります。一方で、本来であれば入れなくても良い刺繍を施しているので、お値段はややお高め。また、革に糸と針で穴をあけているので、防水性が落ちることや、革が破れやすくなるといった懸念点があります。刺繍入りランドセルは、6年保証でしっかりと修理できるメーカーの商品を選びたいところです。
6年間ずっと使い続けるからこそ、ランドセルの背負いやすさを左右する「肩ベルト」は重要なチェックポイントです。肩ベルトは、ランドセルメーカーによって使用している革が異なります。なかでも、子どもの身体の成長にしっかりとなじむ牛革製ベルトがおすすめ。ベルトとランドセル本体をつなぐ「背かん」(肩甲骨あたりにある部品)は、なるべくベルトの可動域が広いものを選ぶと体にフィットしやすくなります。実際に店舗へランドセルを見に行った際には、ベルトに使用している革や背かんの動きに注目しつつ、お子さんの肩とベルトの間に隙間が空きにくいものを選ぶと良いでしょう。
ランドセルの表面素材に使用される素材は、大きくわけて「天然皮革(牛革など)」と「人工皮革(クラリーノなど)」の2種類になります。天然皮革の魅力は、「丈夫さ」や「ツヤのある質感」。一方、人工皮革は「軽さ」「価格の安さ」、そして「防水性に優れている」点にメリットがあります。とはいえ最近では、天然皮革であっても防水加工が施されていたり、裏側を人工皮革にして防水性を高めているランドセルもあります。どの素材にも良し悪しはあるので、店舗でぜひ確認してみてください。
給食袋や体操着袋を持ち運ぶ際に大活躍なのが、ランドセルの側面についている「横フック」。メーカーによって形状が異なるため、部品が固くなく、小学校低学年のお子さんでも荷物の取り外しがしやすいフックだとベストです。また、フックにぶら下げた荷物が自動車や自転車に引っかかるリスクを考え、強い力で引っ張った際にランドセルからフック本体が外れる仕組みを取り入れているメーカーもあります。意外と見落としがちですが、フックをはじめとしたパーツにも注目しながらランドセルを選ぶと良いでしょう。
ランドセルのかぶせをしっかりと固定する錠前。手動で鍵を閉めるタイプが多いものの、2010年ごろからは、閉め忘れを防止するためにかぶせを閉じるだけで錠前が自動的に回転し、ロックがかかる錠前が登場しました。一方で、オートロックだと少しでも位置がずれるとロックがかからなかったり、同一方向にしか回転しないことでランドセルを開ける際に利き手を選ぶといった課題が。そのため、あえて自動ロックを採用していないランドセルメーカーもあります。
故意の破損も対象とする6年保証付きランドセルメーカー「池田屋」「土屋鞄」「生田」について、各社のこだわりをより詳しくご紹介します。「ランドセル解体新書」で解説しているポイントも参考にしながら、ランドセルを比較しましょう。
フック
ランドセルに使用するパーツを自社で開発している池田屋。肩ベルトに使用するのは他社で取り扱っているようなバックルではなく、先端が丸く尖りのない「ギボシベルト」です。ギボシベルトを使うことで金属が飛び出さないので、体を傷つけたり、服をひっかけることはありません。
特に低学年のお子さんとなれば、大人の私たちには想定しきれない行動をとることもあるでしょう。例えば、お友達同士でランドセルを振り回してランドセルの突起が誤って目に入ってしまう、お友達を傷つけてしまう…なんてことも「絶対にない」とは言い切れないのです。ランドセルが原因になるような事故があってはなりません。「万が一」を想定した安全設計がランドセルにはとても重要です。
ランドセルの側面に付くフックは、小学校低学年の子どもでも荷物を取り付けやすい構造になっていながら、強い力で引っ張った時にフック本体がランドセルから外れる仕様になっています。これは、フックにかけた荷物が自動車や自転車に巻き込まれた場合を想定し開発されました。交通量の多い道、歩道のない道を通学路として歩かざるを得ない地域もあることでしょう。もし、フックにかけた巾着袋が自動車の車輪や突起に引っかかれば、大人であっても一瞬で巻き込まれてしまいます。
そのほか、防犯ブザーを付ける穴の位置を最初から固定せず、子どもの成長に合わせて設置位置を調整できるフックを付属したり、年々、反射性能が落ちる反射材を最初からランドセルに着けず、必要な時に十分な性能を発揮する反射材をシールで渡すなど、親心を考えた様々な工夫を用意しています。
表面
池田屋のランドセルは、丈夫さや子どもの負担軽減を考え、適材適所で素材を使い分けた「ハイブリット構造」が特徴です。例えば、かぶせ裏には雨がしみこまないように防水性の高い人工皮革を、肩ベルトの表面には強くてしなやかな牛革を採用。「天然皮革」「人工皮革」どちらか一択でランドセルを作るのではなく、両方のメリットを活かしたランドセルに仕上げることで「軽さと丈夫さ」を実現しました。
ランドセルの側面には、樹脂板に加えて池田屋オリジナルの変形防止板を設置。これにより、ランドセル全体に80㎏の負荷をかけてもつぶれません。
これらの性能は全モデル共通であり、価格の変動に影響するのは表面に使用する素材の種類だけ。性能を心配することなく、質感だけを気にしてランドセル選びを楽しめます。
ベルト
6年間使用するからこそ、ランドセルは体の成長に合わせた背負いやすさがとても重要です。池田屋のランドセルは、肩ベルトと本体をつなぐ「背かん(肩甲骨あたりにある部品)」が上下左右自由に動くので、子どもの成長に合わせて肩ベルトがフィットしやすくなっています。ちなみに、他社製品の背かんは、一定方向にしか動かない場合がほとんど。
また、肩ベルトには体になじみやすい牛革を使用しているので、池田屋のランドセルは肩とベルトの間に隙間が発生しにくいのです。
ランドセルと背中の間に隙間が発生しにくいとなると、夏場に背中が汗で蒸れないか気になりますよね。池田屋のランドセルは、背面に小さな穴を無数にあけた通気性に優れた人工皮革を使用しているため、空気を循環させて蒸れを逃がします。まだ低学年のお子さんだと自分で体の変化に気づきにくいので、いつのまにか汗疹や湿疹ができている…なんてことも軽減できそうです。人工皮革は防水性にも優れているので、背中の汗がランドセルに染み込みにくくお手入れが簡単。カビが生える心配もありません。
店舗展開エリア | 銀座店:11:00~20:00 年中無休(東急プラザ銀座休館日、1月1日は休業)
横浜みなとみらい店:10:00~19:00 年中無休(みなとみらい東急スクエア休館日、12月31日・1月1日は休業) 清水店:10:00~19:00 水曜定休(12月31日、1月1日は休業) 静岡店:10:00~19:00 年中無休(12月31日・1月1日は休業) 浜松店:10:00~19:00 年中無休(12月31日・1月1日は休業) 梅田店:10:00~19:00 年中無休(12月31日・1月1日は休業) 博多店:10:00~19:00 ※期間限定店舗(2022年営業期間は2月1日~2022年8月31日を予定) |
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TEL | 0120-15-8983 |
LINE対応 | LINEで問い合わせる |
革
土屋鞄がランドセルづくりで採用している革は、牛革、コードバン、人工皮革のクラリーノ、そしてヌメ革です。革ならではの風格と丈夫さが自慢の牛革は、土屋鞄で一番人気の素材なのだとか。表面に凸凹の加工をつけることで、傷がつきにくい・目立ちにくい素材となっています。
馬一頭からランドセルのかぶせ2枚分しかとれないコードバンは、「革のダイヤモンド」と称されています。防水加工を施しているので、雨の日でも安心して使えるでしょう。
防水加工を施さず、革本来の風合いを楽しむヌメ革(牛革)は、防水・防湿ケアが必要なものの、月日とともに深まる色つやが魅力です。革製品にこだわりたい、子どもにも本物素材に触れてほしいと考える親御さんから支持を得ています。
とことん素材にこだわる点は、革製品を展開するブランドとして誇りを感じます。
フォルム
凛とした上品な印象を抱かせる土屋鞄のランドセル。
形状に曲線を取り入れることでフォルムの美しさ・やさしさを際立たせ、芯材を入れて立体感を出すことで奥行きのあるランドセルに仕上げています。また、擦れやすい角に至っては「菊寄せ」という技法を用い、ひだを均一に重ねるこだわりよう。
ランドセルを完成させるために使用するパーツは150以上、ミリ単位のズレも許さない手作業の工程は300以上。繊細な技術を要する作業の随所に美しさが宿っています。
ランドセルに使用するパーツは、ランドセルのデザインに合わせたオリジナルのもの。側面につける「ナスカン」と呼ばれる金具もその一つで、雰囲気に合わせて色味を調整しています。こうした細かなこだわりが、ランドセル全体の雰囲気に大きな影響を与えているのです。
側面
土屋鞄のランドセルの側面には、イチョウの葉のような形状の芯材が入っています。樹脂素材とスポンジを重ねた芯材は丈夫でしなやか。効率よく幅がとられているため、ランドセルの形状を6年間にきれいに保ちます。
負担のかかる肩ベルトは、付け根を一針一針手縫いすることで補強。ベルトのバックル部分や横フックなど金具を使用する箇所には、子どもの体やランドセル本体を傷つけないよう、金具の下に革で受けのパーツをつけています。丈夫さを追求しつつも、品の良さを損なうことはありません。
店舗展開エリア | 西新井本店:10:00~18:00 軽井澤工房店:10:00~18:00 童具店・仙台、中目黒:10:00~17:00 (※3月2日(水)~7日31日(日)は、平日 10:00~18:00 / 土日祝 9:30~18:00) そのほか、東京・長野・宮城・神奈川・愛知・静岡・大阪・兵庫・広島・福岡に店舗あり ※定休日:火曜(臨時休業あり) |
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TEL | 0120-907-647 |
LINE対応 | LINEで問い合わせる |
オーダー
ランドセル工房「生田」は、職人の手作りでひとつずつランドセルを製造している大阪のメーカーです。
生田の特徴として、素材やデザイン、配色はもちろん、内装、ステッチといった細かい部分まで、多様なラインナップから自分好みの組み合わせを選んでランドセルを注文できる「セレクトオーダー」が魅力。誰とも被らない、自分だけのランドセルを職人と一緒につくることができます。
セレクトオーダーランドセルは、まず、素材・加工・デザインが異なる5つのランドセルのうち1つと好みの色を選んで、ベースとなるランドセルを決定します。フチの色や背面の色、ステッチの色まで変えられるので、お子さんと一緒に楽しみながらランドセルを作ることができるでしょう。ネームプレートや持ち手を付けられる点もうれしいですね。公式HPでは、仕上がりをイメージできるオーダーシミュレーションを用意しています。お子さんと試してみてはいかがでしょうか。
種類
生田で用意しているのは、セレクトオーダーランドセルだけではありません。「スペシャルブランドランドセル」「シックスカラーランドセル」と豊富なシリーズラインナップになっています。
カラーバリエーションも多く、定番のブラックやレッドはもちろん、人気のキャメルやネイビー、他にはない濃いグリーンやラベンダーなど様々。なかなかランドセルが決まらないお子さんでも、きっとお気に入りのランドセルが見つかるでしょう。
どのシリーズにしても、選び抜いた素材から手作りで製造しています。刺繍やフタの鋲と金具の種類も豊富なので、工房系のランドセルを希望しつつも、色やデザインを重視してランドセルを選びたい方にはおすすめの1社です。
補強
革の選定からミシン掛けまでの200~300工程を全て自社で行っており、自社生産への強いこだわりをもっている生田。一貫した生産を行うことで、高い技術を持った職人同士で連携がとりやすくなるのだとか。
丈夫さへのアプローチとして、肩ベルトはつなぎ目のない一枚の長い革を使用したり、側面にストロング加工として特殊樹脂を入れるなど対応。職人による手縫いでの補強も行います。丈夫さを追求するための丁寧な工程はそのままに、錠前をオートロック式にするなど、子ども達にとって「使いやすい!」と感じたものは積極的に取り入れています。
店舗展開エリア | 大阪店:平日 10:00~17:00、土日祝 10:00~18:00 店舗の定休日:水曜(閑散期除く)・年末年始 工房の定休日:第1・第3土曜・日曜・祝日・年末年始 |
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TEL | 06-6757-6723 |
LINE対応 | LINE対応なし |
引用元:フィットちゃんオンラインショップ(https://shop.fit-chan.com/shop/g/gFIT-205AW-14/)
その名の通り、子どもの背中にぴったりとフィットすることをコンセプトに製造された「フィットちゃん」。2021年度モデルは150種類・50色という豊富なバリエーションを展開しており、男の子・女の子どちらも好みの1点を見つけることができるでしょう。
引用元:中村鞄公式HP(https://www.nakamura-kaban.net/item_list/no6/)
1960年創業の老舗「手作りランドセル中村鞄製作所」。NASAでも使用されているクッション素材をランドセルに使用しており、弾力性があるため背負いやすく耐久性に優れている点が特徴的です。
引用元:鞄工房山本公式HP(https://www.kabankobo.com/fs/rando/rayblackneu)
子どもの笑顔を大切にしたランドセル作りを心掛ける「鞄工房山本」は、奈良県橿原市で50年以上続くランドセル工房です。手間をかけて仕上げる「コバ塗り」にこだわりをもち、製造するランドセルには上品なシルエットが備わっています。
引用元:セイバン公式HP(https://www.seiban.co.jp/girl/royal/crystal/)
「天使のはねランドセル」が有名なランドセルメーカー「セイバン」。体にかかる負担をなるべく減らす設計で、子どもの成長や姿勢のサポートを目指します。
引用元:萬勇鞄公式HP(https://www.manyu-randoselu.jp/c/boys/farbe-01-2021/)
「萬勇鞄」は、手縫い・手作りをコンセプトとするランドセルメーカー。ネームプレートに名前を刻印できるなど、子どもがランドセルを大切にしたくなる工夫がたくさん。
引用元:黒川鞄公式HP(https://www.kurokawa-kaban.com/randoseru/products/smooth_big.html)
明治時代に創業した老舗の工房。天然素材と手縫いを中心にしたランドセル作りが特徴的です。
引用元:ララちゃん公式HP(https://shop.raraya.co.jp/products/detail.php?product_id=53)
背負ったときの「心地よさ」をコンセプトにした「ララちゃん」のランドセル。ウェットスーツ素材とスポンジ芯材が肩に優しい「マジかるベルト」をはじめ、子どもの健やかな成長も応援する商品です。
引用元:フジタ公式HP(https://www.fujita-randoselu.jp/item/dreamlove/)
翼をモチーフにデザインした、オーロラの反射版が特徴的な「フジタ」のランドセル。デザイン性の高さだけではなく、雨の日や暗い時間でも子どもの存在をドライバーに知らせる役目を持つ必需品です。
引用元:神田屋公式HP(https://caruchan.co.jp/products/detail.php?product_id=113)
ランドセルやスクールバックなど、子どもに寄り添う鞄づくりをしている「神田屋鞄」。11個のパーツを組み合わせてオーダーメイドのランドセルを注文できるほか、「カルちゃんランドセル」も神田屋鞄で好評のシリーズです。
引用元:ふわりぃ公式HP(https://fuwarii.com/products/detail/156)
「フルオーダー」や「イージーオーダー」など、オーダーメイドのランドセルを予算にあわせて選ぶことができる「ふわりぃ」。友達とも被らない、デザイン性の高さが魅力です。
引用元:LIRICO公式HP(https://www.lirico.co.jp/randoseru/)
ランドセルをメインに、キッズウェアやペンケースなど、小学生向けの商品を幅広く展開しているブランド。最大の特徴は、他の子どもたちとはかぶりにくい独創的なデザイン性。ヨーロッパのアンティーク調を思わせるような、おしゃれでハイセンスなランドセルを数多くリリースしています。
引用元:村瀬鞄行公式HP(https://secure.murasekabanko.co.jp/)
老舗のランドセルメーカーらしく、熟練職人による繊細な技術力が売りの村瀬鞄行。2022年の新入生向けに対して33種類のランドセルを取り揃えるなど、商品の種類の多さも特徴のメーカーです。
引用元:池田地球ランドセル公式HP(https://chikyubag.com/product/4580643025203/)
大正11年から鞄作りを行ってきた老舗メーカーが手がけるランドセル。NASAのために開発された衝撃吸収材「テンパーフォーム」を採用することにより、ランドセルを背負うときの負担を軽減しています。
引用元:羽倉のランドセル公式HP(https://www.hakura-randsel.jp/product/sd/)
62,000通り以上の組み合わせがあるオーダーランドセルのほか、多彩なラインナップを用意している羽倉のランドセル。完全オリジナルカラーである「羽倉色」の素材を使用したランドセルを作っています。
引用元:宇野カバン公式HP(https://www.unokaban.jp/category/item/)
6年間飽きずに使い続けられるよう、シンプルで上品なデザインにこだわっているブランド。およそ1,300万通りの中から自由に選べるオーダーランドセルにも対応しています。身体に優しいつくりも特徴のひとつ。
引用元:大峽製鞄公式HP(https://www.ohbacorp.com/details.php?productid=1034)
熟練の職人が手がける、手縫い仕立てにより美しく、丈夫な「オオバランドセル」を生み出しているメーカー。半世紀以上に渡って高く評価されており、現在は有名国立・私立小学校のランドセルとして採用されています。
引用元:KAZAMA(カザマ)公式HP(https://www.kazamarandoseru.com/lineup_products11.html)
奈良県を本拠地とし1950年(昭和25年)創業という老舗。職人によるハンドメイドに大きなこだわりを持っています。種類やデザインの豊富さに定評があり、「たくさんありすぎて迷ってしまう」という声も多く聞かれます。6年間保証も付帯。
引用元:SUDOU(スドウ)公式HP(https://sudou.jp/ordermade/sample/white/lineup04.html)
東京都葛飾区に所在。半世紀以上の歴史を有するランドセル工房になります。大きなこだわりとしているのが、牛または馬の本革の使用。その上で脊髄をしっかりと保護するための背裏加工や軽さと型崩れ防止を両立させるポリカーボネイト芯材の使用なども特徴となっています。
引用元:
KIDsAMI(キッズアミ)公式HP
(https://www.naas.co.jp/products/detail/243)
1948年創業の「KIDsAMI(キッズアミ)」。ランドセル作りに反映されているのが「安心・安全・品質重視」を追求する姿勢です。頑丈なランドセルを提供している登録商標のパワフルガードや、子供の負担を軽減する3クッションのウイング背カン、危険から身を守る360度の反射材など随所に工夫が見られます。技術力だけでなく数多くの受賞歴があるように、デザイン性の評価も高いブランドです。機能性と見た目の両方で満足できます。
引用元: MIKIHOUSE(ミキハウス)公式HP(https://www.mikihouse.co.jp/randoseru/8373.html)
ベビー服と子供服で人気の「MIKIHOUSE(ミキハウス)」が手掛ける高級ランドセルは、MIKIHOUSE(ミキハウス)ファンのみならず幅広い層に選ばれています。上位の価格帯で展開するランドセルの素材は、コードバンと牛革、それにクラリーノです。上質な素材で機能性が高く使いやすいランドセルを作るMIKIHOUSE(ミキハウス)。品質に自信をもっており、6年間の保証を付けています。
引用元: conosaki(このさき)公式HP(https://conosaki.net/i/y_kuroha)
昭和59年創業の株式会社榮伸(えいしん)が手掛けており、企画、製造から販売まですべての工程を自社で行っているのが大きなこだわり。「つむものシリーズ」という和風の趣のモデルをラインアップしているのが特色で、またオーダーメイドにも対応しています。
引用元: atara公式HP(https://www.atara-xyl.jp/c/atara/izumi)
2018年に発売となった新星のランドセルブランドになります。子ども向け家具などを手掛ける株式会社キシルが、老舗として知られる土屋鞄による技術指導を受けて製造を開始。イタリア製レザーを使用し、かつ軽量さも実現。個性的な色づかいが注目されています。
引用元: Ito Yokado(イトーヨーカドー)公式HP(https://iyec.omni7.jp/detail/4580136092194)
すべてのランドセルを日本製でラインナップしているIto Yokado(イトーヨーカドー)。素材選びからこだわり、丁寧に縫製することで、優れた耐久性を実現させています。公式ホームページには「バーチャル店舗」があり、自宅からでも、楽しくランドセル選びができるよう工夫されています。
引用元: KOKUYO×あんふぁん公式HP(https://enfant.living.jp/osaka/randoseru/product/rakuroku.html)
文具を通して、子どもたちと向き合い続けてきたコクヨならではのランドセルをラインナップ。容量の大きさと入れやすさにこだわって、大マチが広いのが特徴です。GIGAスクール構想の施策で小学校でも進んでおり、タブレットの収納も意識して、余裕あるスペースとなっています。
引用元: 澤田屋ランドセル公式HP(https://kawaii-randsel.com/dio_blue/)
WEB専門でランドセルを販売しているランドセルブランドです。「本当に良いものを提供する」をモットーに、丈夫で軽いランドセルでありながら品質を維持。6年間飽きずに使い続けられるランドセルを作り続けています。インターネットでの購入が不安な方に向けて、ショールームも展開しています。
引用元: モギカバン公式HP(https://randoseru.mogi.me/c-item-detail?ic=CV-Maestro)
丈夫なランドセルを作るため、ランドセルのさまざまな部分に補強材を入れるなどの工夫を行っています。ランドセルは高級素材を使用した「コードバン」シリーズや熟練の職人が手掛ける「たくみ」シリーズなどさまざまなランドセルのシリーズを展開しています。
引用元: マツモト公式HP(https://www.kurupita.jp/shopdetail/000000000026/ct44/page1/order/)
マツモトのランドセルは、形崩れ防止補強や丈夫で劣化しにくい素材の使用、天然素材の風合いが崩れない程度に施された樹脂コーティング、12センチ以上のマチ幅など、子どもたちが心置きなく使える特徴があります。Zoomによる接客も実施しています。
引用元: イオン(かるすぽ)公式HP(https://aeonretail.com/item/2312811375016/)
イオンが展開している「かるすぽ」の特徴は、カラダへの負荷を軽減するため、背おいやすさを追求した点。人間工学に基づいた3点背あて、左右に広がる背カン、しっかりフィットする立体裁断と形状安定樹脂が採用された肩ベルトなどを搭載しています。
引用元: ナルミヤ・インターナショナル公式HP(https://www.narumiya-online.jp/shop/pages/2021randsel_katotyu.aspx)
「ケイト・スペード ニューヨーク キッズ」や「ポール・スミス ジュニア」などをブランド展開するナルミヤ・インターナショナルが、ランドセル制作の老舗「加藤忠」とタッグを組んで、小さなパーツまでこだわったランドセルを製作しています。
引用元: VONDS公式HP(https://vonds.jp/shop/landsale/items/clone/)
シンプルで独創的な見た目が印象的なVONDSのランドセル。ランドセル工業会会員の「羅羅屋」と共同で生産されており、同会の規格をクリアしています。無駄な装飾を省き、機能美を追求したランドセルです。
引用元: ゆめや公式HP(https://yumeya-kan.jimdofree.com/匠コードバン/)
※価格は税込み
千葉県大綱白里市に店舗を構える「ゆめや」は、職人による手作りでランドセルを製作。背カン金具には「フィットちゃん」を採用し、身体とランドセルの隙間を抑え、重さを分散するよう設計されています。
引用元: 樋口鞄(クロスター)公式HP(https://higuchi-kabankobo.co.jp/onetonecaw/)
※価格は税込み
アウトドア用品からヒントを得た安全・高耐久のノウハウをもとにランドセルを手掛ける樋口鞄(クロスター)。耐久性を重視した金属性の背カン、360°全方向をカバーする反射リフレクターなどを備えます。
引用元: 堀江鞄製造公式HP(https://horiebag.com/item/cordovan_charmant/)
※価格は税込み
丁寧に上質なランドセルを作り続けている堀江鞄製造。大量生産されたランドセルとは一線を画す耐久性とデザイン性を実現させており、6年間の使用に耐えるランドセルを豊富なバリエーションで提供しています。
引用元: 横山鞄(横山ランドセル)公式HP(https://www.yokoyamakaban.com/g4bkg/)
※価格は税込み
手頃な価格とバリエーションの多さが魅力です。各メーカーでは10万円を超えるランドセルも少なくありませんが、横山鞄(横山ランドセル)なら5〜7万円で6年間の無料修理保証が付いたランドセルを購入できます。
引用元: Coulomb(クーロン)公式HP(https://www.coulomb.jp/product/4563)
※価格は税込み
高品質でリーズナブルなランドセルを数多く販売している「Coulomb(クーロン)」。企画・設計・生産・販売をすべて自社で行っているほか、店舗を持たず通信販売のみに特化することで、魅力的な価格でランドセルを販売することを目指しています。
引用元:サンポケット公式HP(https://item.rakuten.co.jp/sunpocket-rand/littlesongp/)
※価格は税込み
サンリオキャラクターがあしらわれた可愛らしいデザインのランドセルなども手掛けているサンポケット。軽くて丈夫なランドセルづくりを心掛け、水にも強いクラリーノを採用し、6年間使用しても形を保ちやすく、傷がつきにくいランドセルを目指しています。
引用元:ナガエかばん公式HP(http://www.nagae-bag.co.jp/products/ff100.html)
※価格は税込み
皮革製の高級ランドセルの企画・製作している「ナガエかばん」。大量生産はおこなわず、「いい物を少しだけ」を基本理念に、こだわりのランドセルを販売しています。ラインナップされている商品の多くで、牛革とコードバンの選択ができるのも特徴です。
引用元:ツバメランドセル公式HP(https://osyare-kbn.com/randoseru/20b605-bk/)
※価格は税込み
ツバメランドセルは、シンプルで飽きのこないデザインで、6年間を通して使うのに適しています。ランドセル生地は共同開発の人工皮革(マイクロファイバー)で、軽くて強く、防水性に優れ、子どもたちを軽減してくれます。
引用元:Q-pot.公式HP(https://shop.q-pot.jp/c/gr81/gr118/2900036order2023)
※価格は税込み
「Q-pot.」のランドセルは、日本の熟練の職人が丁寧に仕上げ、劣化などにより自然に起こった故障の場合、修理を無償で対応。スイーツをモチーフにしたキュートなデザインは、特に女の子に人気です。
引用元:TOMMY HILFIGER(トミーヒルフィガー)公式HP(https://japan.tommy.com/shop/item/0D67186490?colorCode=ABM&shopCode=KID)
※価格は税込み
「TOMMY HILFIGER(トミーヒルフィガー)」は、赤、白、青からなるロゴが印象的なアメリカ・ニューヨークに本社を構えるファッションブランド。ランドセルにも、その洗練されたファッション性が活かされています。
引用元:agnes b.(アニエスベー)公式HP(https://croster-shopping.square.site/product/-/114?si=true)
※価格は税込み
「agnes
b.(アニエスベー)」は、シックでシンプルなスタイルを特徴としたフランス発祥のファッションブランド。(※1)トレンドに振りまわされず、身に着ける人の魅力を引き立たせてくれるブランドだけあり、ランドセルのカラーバリエーションも、ブラック・ネイビー・レッド・ピンクの4色のみ。それでも、サイドにさりげなくブランドロゴの素押しが入ったり、かぶせ裏にはアニエスベーの手書きによる寓話のあらずじが入ったりと、個性も忘れません。
※1アニエスベー公式サイト(https://www.agnesb.co.jp/top/CSfTop.jsp)
引用元:キャサリンコテージ公式HP(https://www.catherine-store.com/c/randoseru/ES6010LC)
※価格は税込み
「キャサリンコテージ」は、アメリカ輸入キッズドレスの販売からはじまり、現在も子供服を中心に取り扱っているブランド。ランドセルの商品ラインナップは4種類あり、プレートデザインなどこだわり、どの角度から見ても可愛らしいことを目指した「レトワール」、お城・馬車・ガラスの靴など女の子が憧れるモチーフや刺繍を随所にちりばめてロマンチックなディティールを取り入れた「リトルシンデレラ・ドリームキャッスル」などがあります。
引用元:近藤カバン公式HP(http://kondo-kaban.jp/?page_id=47)
※価格は税込み
「近藤カバン」は、手縫いのランドセルにこだわりを持っているブランド。オーダーメイドでランドセルが作れるので、周りと被らないランドセルを探している方にぴったりです。ファスナーや鋲の種類などを選べたり、オプションでヘリテープやステッチの色変えなどできたりするなどデザインは自由自在!
引用元:京都ランドセル工房公式HP(https://kyotorandoselu.com/shopdetail/000000000009/)
※価格は税込み
「京都ランドセル工房」は、6年間荷物が増えても対応できるよう、収納力の高いランドセルを提案しています。パーツひとつひとつへのこだわりをもっており、より耐久性に優れたランドセルを目指しています。ベルトの取り付け位置の幅はスライドするだけで簡単に調節できるので、体にフィットしやすいのも嬉しいポイントです。
引用元:ニトリのランドセル公式HP(https://www.nitori-net.jp/ec/product/8097116s/)
※価格は税込み
ニトリのランドセルは、実際に使う子どもたちの生の声を設計思想に取り入れており、快適性と負荷の軽減を実現させたランドセルです。生地は強くて丈夫な日本製を使用しているほか、背中がふれる部分には通気性と透湿性に優れた素材を使っています。学習指導要領の改定で持ち物が変化しても対応できる大容量で、6年間の学習もしっかりサポート。小物の携帯に便利な肩ベルトの金具や光って知らせる反射材など細かな機能も充実しています。
引用元:小田急のランドセル(小田急プラス)公式HP(https://shop.odakyu-dept.co.jp/product/detail/s/7000055430)
※価格は税込み
小田急百貨店が自信をもってすすめるランドセル「小田急プラス」は、耐久性に優れた日本製、入学から卒業までに6年間の保証、A4ファイルも収納できる大容量、立ち上がり背カンで子どもでも背負いやすい、ワンタッチのロック錠付き、選べるカラーバリエーションなど、付加機能のあるオリジナルランドセルです。「名入れ」サービスについており、アルファベットでレーザー加工の刻印が可能です。
引用元:髙島屋のランドセル(高島屋オリジナルランドセル)公式HP(https://www.takashimaya.co.jp/shopping/product.html?p_cd=0001720043&sub_cd=001)
※価格は税込み
老舗百貨店の高島屋が手掛けるオリジナルランドセルは、クラシカルでシンプルなデザインに、6年間の使用も十分保てる耐久性や学校生活のニーズに添う必要な機能を搭載したランドセル。錠前は子どもの成長に合わせて下ベルト幅が広がる「ミラくるっロック」を採用しているモデルや、肩ベルトのクッション性を劇的に向上させた「楽ッション」を採用したモデルなど、こだわりの作りで安心と快適性を提供します。
引用元:三越伊勢丹のランドセル(ロイスター)公式HP(https://www.mistore.jp/shopping/product/900000000000000001280524.html?cgid=28_032100)
※価格は税込み
三越伊勢丹グループが手掛けるオリジナルランドセル「ロイスター」は、フィンランド語の「輝く」という言葉と、英語の「星」を意味する言葉をかけ合わせた造語で、学校生活を光り輝くものにしてほしいという願いを込めたブランド。150個近いパーツをほぼ手作業でおこない、技術力を発揮しています。また、本体・内装・縁巻きカラーなどを自由に組み合わせられる「パターンメイドランドセル」も展開しています。
小学生以上のお子さんをもつカトウさんとムライさん、そして現役小学生のお子さんをもつマエダさんに、アンケート結果だけでは見えなかった親子のリアルなラン活事情を伺いました。
ランドセルは色で選びたいお子さんとの攻防戦や、逆にランドセルに興味がないお子さんとのラン活など、きっと皆さんも「あるある」と頷いてしまうようなお話ばかり。経験者だからこそ語れる、ランドセル選びのポイントも必見です。
カトウさん
18歳の女の子と16歳・11歳の男の子のパパ。ランドセル選びへの熱量はお子さん以上だったとか。
ムライさん
21歳・18歳の女の子のママ。娘さんたちがランドセルをとにかく気に入っていたようで、今でもきれいな状態でランドセルを保存できているとのことです。
マエダさん
現役小学5年生の女の子のパパ。娘さんから「紫のランドセルが欲しい」と頼まれ、頭を抱えた経験をお話してくれました。
カトウさん・ムライさんにとっては10年以上前のお話になってしまうかもしれないのですが、お子さんのランドセルは何をきっかけにしてどこで購入しましたか?
カトウさん
一番上の子はそれこそ10年以上前の話になりますが、イトーヨーカドーで買いましたね。特定のブランドを狙っていたわけではありませんが、一度にたくさんのランドセルを検討したくて。
1社でも取りこぼして、あとから「こっちのランドセルの方がよかった!」って思いたくないじゃないですか。子どもはもちろんですが、親も納得できるランドセル選びをしたいですよね。
ムライさん
その気持ち、わかります。イトーヨーカドーもそうなんですけど、いっぺんにいろんなランドセルを検討できて、日ごろからよく目にする場所はまず行きますよね。
1人目の子のランドセル選びは特に失敗したくないから慎重になります。ママ友同士でも、「あそこのランドセルは6年間壊れなかったらしい」とか情報交換していたな。
うちの場合は、子どもが2人とも女の子なので、性能面以外にデザインと色を気にしました。
あとはランドセルについている持ち手。意外と重要です。当時は、子どもたちに防犯ブザーを持たせ始めた頃だったので、防犯ブザーがつけられるフックがセットかも確認しましたね。
マエダさん
僕は伊勢丹で購入しました。
ムライさん
ISETAN!!
マエダさん
最初から伊勢丹で買おうと思っていたわけじゃないんです(笑)。子どもがどうしても、「紫のランドセルが欲しい!」って言いだして…。
それこそイトーヨーカドーとかいろんなところを回ったのですが、最終的に子どもが気に入ったランドセルが伊勢丹にあったっていうだけの話なんです。
カトウさん
うわあ…紫か!親としては、高学年までランドセルを使い切ってくれるか不安になる色ですね…。
うちの子は逆に、色も形も「何でもいい」って感じで。一番下の子なんか、売り場に連れて行っても、ろくにランドセルをみないまま選んでいましたよ。「本当にいいのか??」って7回くらい聞きました(そしたら、しつこいって言われました)。
親の方がランドセル選びに熱が入っちゃって…。でもだからこそ、6年間背負えて安全性の高いランドセルを選びたいという想いは強かったですね。
マエダさん
僕としても、色でランドセルを選ぶのは絶対反対だったんです。子どもと喧嘩してでも絶対に(笑)。
でも、子どもに「6年間使うから!」って言われちゃうと、もう折れるしかないじゃないですか。今のところ飽きることなく使っているのでその点予想外でしたが、どうやらランドセルが重いようです。
たしかに、見た目を気にして重さは考えられていませんでした。毎日、「ランドセルが重い…」って言いながら通学していますよ。あとは、親がいくら「このメーカーがいい!」と勧めても、子どもにとっては全く関係ない。
僕自身が土屋鞄の製品が好きなので、子どもにも土屋鞄のランドセルを背負わせたかったのですが、「紫のランドセルがいい!」の一点張りで断られました。提示した時点で子どもに却下されたらそこで終わり。
ムライさん
子どもの気持ちを尊重してあげたいけど、6年間使うことを考えると、ランドセル選びは親がある程度候補を絞って誘導してあげることが必要なのかもしれないですね。
やっぱり、ランドセル選びは時間も体力も使いますね。
ムライさんが言う通り、子どもでは判断できない実用性を重視して、親の方でメーカーを絞ってあげられるといいのかも。ちなみに、お子さんはランドセルを6年間使い切ってくれましたか?
カトウさん
うちの子は3人ともきれいに使ってくれています。
僕が子どものころなんて、公園でランドセルを投げ合ったり、ランドセルに座りながらファミコンやっていたけど(笑)。今の子はそんなことしないみたいですね。もしかしたら、ランドセル自体が丈夫に改良されてきているのかもしれません。
ムライさん
うちの子もみんな大切に使ってくれましたよ。
ただ娘の話だと、高学年になると「ランドセルを背負いたくない」からって、わざとランドセルを壊そうとする子が出てくるみたい。
カトウさん
せっかく時間をかけてランドセルを選んだのに…切ない。
マエダさん
うちの子もランドセルは6年間使い切ってもらう予定なのですが…。
実は、先日ランドセルの錠前(鍵部分)が取れてしまって、ちょうど修理に出していたところなんです。高学年になるにつれて、ランドセルの扱いは雑になりますよね。置くときに投げたりとか。
ムライさん
ちなみに、修理ってお金かかりました?
マエダさん
無償でした。実は、保証書が必要だったのですが、5年も前にもらったものなのでもう手元になくて。購入店舗に問い合わせて発行してもらいました。
カトウさん
保証書ってとっておかないですよね。僕もそういえば今どこにあるのかわからない。6年保証って、結構どのメーカーでもついているものだけど、保証書なしでも対応してくれるとありがたいな…。
ムライさん
工房系のランドセルメーカー、例えば、池田屋や生田は保証書なしでもランドセルの修理に対応してくれるみたいですね。
6年保証がランドセルを比較検討するときの決め手になるかっていったらそうでもないけど、対応してくれるならその方が嬉しいですし、6年間ランドセルを使い続けてもらうには、保証が意外と重要なポイントかもしれないですね。
6年間もランドセルを使っていれば、マエダさんのように思わぬ故障もあり得ますよね。
その点も踏まえて、これからランドセルを購入するパパ・ママに「ランドセルは何を重視して選ぶべきか」アドバイスをお願いします。
カトウさん
容量は重要ですね。
低学年であればまだ教科書の量は少ないのですが、高学年になると量はもちろん厚さも増します。特に、男の子だと面倒くさがってランドセルの中身を入れ替えたりしないので、ずっと荷物がパンパンなまま。それなのに、金曜日になると体操着とか無理やり詰め込んで帰ってくるので。
もし、もう一度ランドセルを買うとしたら、容量の大きいランドセルを選ぶと思います。
ムライさん
子どもって、荷物をとにかく全部ランドセルに入れたがりますよね。
どんなランドセルが良かったかうちの子に聞いたのですが、やっぱり容量は大事だって言っていました。ランドセルが小さいと、教科書もそうなのですが、図書館で借りた本が入らないみたいですよ。
マエダさん
僕は軽さですね。現に子どもが苦しんでいますし(笑)。
ランドセルを買うときは、子どもの希望を優先して重さなんて気にしませんでした。親子共々反省していますね。
ムライさん
親子共々(笑)。
皆さんのお話を聞いていると、容量や軽さなど実用性を重視したランドセル選びがポイントになりそうですね。
ムライさん
あとは、6年間使い続けるって考えたら壊れないものが一番いい。
うちの子の学校だけかもしれないのですが、卒業式の日に友達同士でランドセルに寄せ書きをしていて。6年間、大切にランドセルを使い切ったからこそのイベントですよね。あ、うちの子は几帳面なので、ランドセルを汚したくないー!って逃げ回っていたけど(笑)。
カトウさん
女の子だとそういうイベントありますよね。うちの子の小学校でも、卒業式の日にランドセルを背負ってみんなで写真を撮っていましたよ。
マエダさん
一回、修理に出すまでランドセルをボロボロにしてしまった娘ですが、このまま卒業まで大切に使ってもらおうと思います。
一度修理に出した経験を元に考えると、6年保証もランドセル選びの大切な条件なのかもしれませんね。
先輩パパ・ママの3人によると、ランドセルは「実用性」と「保証」で選ぶことが大切とのこと。
特に、お子さんの体への負担を考えたら、少しでも軽いランドセルを選びたいものです。保証は「ついていたら嬉しい」程度とのことでしたが、6年という期間のなかで起こりうるトラブルを考えれば、保証がついていて損はありません。
ランドセルがお子さんにとってかけがえのない1点になるように、実用面はパパ・ママで比較・検討し、選りすぐったメーカーの中からお子さんにお気に入りの1点を見つけてもらうのが賢いラン活ではないでしょうか。
Ranselでは、故意の場合でも修理・交換可能な6年保証に対応しているランドセルメーカーを比較しました。まだ特定のメーカーを選びきれていないパパ・ママは、参考にしてみてください。
3人のトークはまだまだ続く!
ランドセルメーカーのカタログを見なら、「親子で楽しめるカタログ」を選んでいただきました。続きはこちら。
大切な我が子が6年間使い続けるランドセル。失敗できない買い物だからこそ、1社でも多くのランドセルメーカーを検討したいもの。ランドセルのカタログや展示会を駆使して、お子さんと一緒にゆっくりランドセルを選んでみてはいかがでしょうか。
2022年(2023年度)、東京、神奈川、千葉、埼玉で開催される、主なランドセルメーカーの展示会情報をまとめました。取り扱い店舗が近隣地域にない場合でも、実際にランドセルを手にとって背負うことができる貴重な機会です。ぜひ、家族そろって足を運びたいですね。
カタログを参考にすることも、ランドセル選びの有効な手段のひとつ。でも、どの会社のカタログを請求すれば良いか、どんなところをチェックすべきかわからないというパパ・ママも多いのではないでしょうか。「Ransel」では、ランドセルメーカーのカタログを座談会メンバーであるパパ・ママに見てもらい、参考になった内容や惜しいと思ったポイントについてお話をお聞きしました。
ランドセルを選ぶときに、実用性と見た目どちらを重視していますか?失敗しないランドセルの選び方と、ニーズごとに適したランドセルメーカーを紹介します。
購入後に「あの時こうしておけば…」とならないように、ランドセルのトラブル事例と知っておきたい基礎知識をまとめました。後悔しないランドセル選びをするためにも、ぜひご一読ください。
ランドセルは、お子さんにとって一生に一度のプレゼント。でも、何を基準にランドセルを選んだらよいかわからない…というパパ・ママへ。
「Ransel(ランセル)」は、先輩パパ・ママの声やデータをもとにしたコンテンツで、6年間愛せる丈夫なランドセル選びをサポートする比較サイトです。
お子さんの小学校生活6年間に、思い出としてそっと寄り添うランドセルと出会えますように。
知っておくべき
「ラン活」情報を
パパ・ママが解説します
ランドセル選びはいつからはじめればいいの?と不安なパパ・ママも多いはず。皆さんが失敗しないように、最近のラン活事情とスケジュールをまとめてみました。
※紹介するデータの参照元一覧
参照元HP:一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会「ランドセル購入に関する調査2020年」http://www.randoseru.gr.jp/graph/
参照元HP:株式会社ベネッセコーポレーション「2018年度版の最新ランドセル事情」https://benesse.jp/kosodate/201807/20180706-2.html
参照元HP:Mpacマーケティング情報パック「2017年度最新ランドセル選びに関する調査」https://www2.fgn.jp/mpac/_data/8/?d=201709_05
5月
最新モデル発表!
お気に入りを
探しましょう
各ランドセルメーカーから最新モデルが発表される時期。カタログを取り寄せて、子どもと一緒に見てみるのがおすすめです。
子どもも「ランドセル選びが始まるんだ!」とわかってワクワク気分。色やデザインの希望を聞いてあげてくださいね。
購入時期としては、7~8月が多いようです。
7月
子どもに試着させてみて
人気モデルは
早めに購入を
購入場所としては、総合スーパーを選ぶパパ・ママが一番多いという結果に。色を確かめたり、実際に背負わせてみましょう。お盆で帰省した際に、おじいちゃんおばあちゃんに買ってもらうご家庭も多いのかもしれません。
動き出しが遅いと人気モデルは売り切れることも。ラン活は早めの活動がポイントです。
11月
年のトレンドを
チェックして
最終決定しましょう
10月~11月になると、購入数の多いランドセルが発表されます。今年の人気モデルやトレンドを参考にしながら、ランドセル選びを進めましょう。
ただ、この時期は完売商品が一気に増えます。じっくり選ぶことも重要ですが、時間をかけ過ぎると「欲しかったランドセルが売り切れ」なんてことに。
1月
安売りセール開始
価格を重視するなら
この時期
12月は年末セール、1月は初売りセール、2~3月には売り尽くしセールが行なわれます。
価格重視派のご家庭はこの時期を狙うと、お買い得な値段でランドセルを購入できるでしょう。
でも、おしゃれなランドセルは既に完売している可能性が大。後悔しないラン活を重視するなら、ぜひお子さんのお気に入りを早めに買ってあげてくださいね。